最高金賞が34点 金賞は160点
「世代」「業態」「国」の境界を超えて日本酒を広げることを目指す当アワードは、
7年目の今回、242蔵元から過去最高の673点のエントリーを頂戴することができました。
2月24日に厳正な審査をおこない、最高金賞34点、金賞160点を選考いたしました(入賞数194点 入賞率28.8%)。
表彰式&入賞酒お披露目会は、4月18日(火)午後にアカデミーヒルズ(港区六本木)で開催します。
3部門計673点を7チームで分担して審査。スパークリングSAKEは、直前まで低温で保管し、開栓直後に審査した。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017」は4月18日に、六本木のアカデミーヒルズ49階タワーホールで表彰イベントを開催。
全国各地から入賞蔵元79社が駆けつける盛大な催しとなった。
今年の表彰プレゼンターは服部学園理事長で日本食普及の親善大使でもある服部幸應さん。日本食と日本酒を文化として広く世界に発信しようとスピーチし、最高金賞を受賞した蔵元たちに記念のトロフィーを手渡し、エールを贈った。
表彰式の後はプロ向けの試飲商談会、晩には一般向けのお披露目パーティも開催され、2017年ミス日本酒の田中梨乃さん(愛知代表)と準グランプリの加藤香さん(東京代表)のお二人の発声で乾杯。のべ500人が集い、ワイングラスでおいしい日本酒に酔いしれた。
年々、日本を訪れる外国人が増加、日本酒を本場で楽しんで帰っていく。使い慣れたワイングラスで飲んでおいしいことを体験しておくと、帰国してからも日本酒を楽しむ機会が増えるのではないだろうか。
6月17日(土)に開催された日本酒フェア(於:池袋サンシャインシティ)で、今年もミニセミナー「どうしてワイングラスで日本酒」をおこないました。
7回目となる今回は、このコンテストの本来の目的である日本酒の需要開拓についてあらためて確認しました。日本酒をさらに広めるために必要なことは、若者・和食以外のシーン・海外という3つの新市場の開拓です。ワイングラスで飲むスタイルの提案は、そこに有効に作用します。
さらにワイングラスのすぐれた機能を確かめました。「艶や色がわかりやすい」「香りが強調される」「リーデル大吟醸グラスは飲む時に顎が上がるため、和酒器と酒の印象が変わる」の3点です。最後に審査会と同じくリーデル大吟醸グラスをつかって最高金賞酒をテイスティングしてもらいました。
参加者からは「ぐい飲みと味の感じ方が違うことがわかりました」「説明にあったとおりワイングラスの方が香りの特徴がよくわかります」などの感想が聞かれました。
セミナーは7回開催しましたがどの会も満席の人気でした。